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Azabu Foods
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うまみとは? 第五の味覚の秘密

Azabu Foods・初掲載日

私とうまみの、これまで

Azabu Foods創業者Brendanのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ卒業写真
カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ、1998年卒業

私は昔から、味に夢中でした。約25年前、シェフを夢見てニューヨーク州ハイドパークのカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカで学びました。目指していたのは、ソースを専門とする「ソーシエ」。料理の中で、いちばん心を惹かれた分野でした。でも人生は別の方向へ進み、プロの厨房を離れることに。父さん、母さん、ごめんなさい。

食品のマーケティングに携わり、日本の食文化に触れる年月を経て、今またソースづくりへの情熱に戻ってきました。日本で暮らしながら、ベジタリアン、そして今はヴィーガンの食事で、力強く満足できる味を探してきました。日本にはすばらしい料理がたくさんある一方、しっかりとした味わいの植物性の選択肢は、まだ多くありません。でも、おいしいお店は、うまみを巧みに生かしています。

ほぼ毎日出会う、すばらしい味。この味を使って、自分に何ができるだろう。そう考え、長年の料理、食事、学びを経て、自宅のキッチンで最初につくった商品がUmami Everythingです。

では、うまみとは何か。なぜ料理をおいしくするのか。少し掘り下げてみましょう。

うまみとは? ずっと求めていた、第五の味覚

甘味、塩味、酸味、苦味。味覚は4つだと思って育った人も多いでしょう。1908年、日本の科学者・池田菊苗は、どれにも当てはまらない別の味があることを見いだし、「うま味」と名づけました。おいしい味、という意味の言葉です。¹

甘さや塩気のように前面に出るだけでなく、うまみはほかの味を支え、引き立てます。パルメザンチーズがパスタをおいしくし、醤油が炒め物に深みを与え、じっくり煮込んだスープにほっとする。その理由のひとつです。

うまみは、どこから来る?

うまみは、グルタミン酸や核酸系の成分を豊富に含む食材にあります。例えば、こんなものです。

うまみ豊かな素材を複数組み合わせると、「うまみの相乗効果」が生まれます。ひとつずつでは出せない、驚くほど深い味わいです。

いつもの料理に、うまみを加えるには

うまみを知ると、意識して料理に重ねられるようになります。毎日の食事で試しやすい方法をご紹介します。

1. 発酵・熟成した素材を使う

発酵・熟成食品には天然のグルタミン酸が多く、料理にすぐ深みを加えられます。

2. じっくり火を入れ、煮詰める

時間をかけた調理では、たんぱく質が分解され、うまみ成分が引き出されます。じっくり煮たスープや煮込みに、短時間の調理とは違う深みがあるのは、そのためです。

3. 仕上げにUmami Everything

そこで役立つのがUmami Everything。香ばしいたまり醤油、コクのある味噌、カリッとしたにんにく、日本の唐辛子でつくった、うまみへの近道です。

なぜ、うまみをおいしいと感じるのか

うまみを好むのには、生物学的な理由もあります。グルタミン酸は、たんぱく質や栄養を含む食品の手がかりになるため、体は自然とその味を求めます。生きるために、うまみを好むようになっているともいえます。²

研究では、うまみが唾液の分泌を増やすことも示されています。料理がよりみずみずしく、満足感のあるものに感じられるのです。食事にうまみを加え始めると、以前の味には戻りにくい。その理由のひとつです。

Umami Everythingの仕込みでねぎを切るAzabu Foods創業者Brendan

うまみが、すべてをつなぐ

私にとって、うまみは単なる味ではなく、体験です。深く心が温まり、ついもう一口食べたくなる。料理を記憶に残す味。だから、基本の味だけでは物足りない人へ、本物の力強い日本のうまみを届けたくて、Umami Everythingをつくりました。

何かを食べて「どうしてこんなにおいしいんだろう」と思ったなら、その答えはうまみかもしれません。次の料理では、うまみを重ね、じっくり火を入れ、仕上げにUmami Everythingをひとさじ。きっと、舌も喜ぶはずです。

注・参考文献

  1. 池田菊苗「新調味料ニ就テ」東京化学会誌、1908年。
  2. Bernd Lindemann, “Receptors and transduction in taste,” Nature, 2002.
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