キッチンに揃えたい、日本の調味料10選
Azabu Foods・初掲載日
日本のおいしさを支える、調味料の力
日本の調味料の魅力を、本当の意味で理解したときのことを忘れられません。日本に住み始めてしばらくたった頃、シンプルな料理にもある味の深さに、日々驚いていました。少したらす、少し加える。それだけで「おいしい」が「驚くほどおいしい」に変わるのです。
米国にいた頃、ソースや調味料は仕上げの添え物のように考えていました。でも日本では、おいしさの中心にあります。味を引き立て、バランスを整え、また食べたくなる深いうまみを生むために、丁寧につくられています。
和食をつくるときも、いつもの料理に奥行きを加えたいときも。この10種類を知ると、料理がもっと楽しくなるはずです。
1. たまり醤油:深く、力強い醤油
醤油は使ったことがあっても、たまり醤油はどうでしょう。小麦を含む一般的な醤油と異なり、たまり醤油にはグルテンフリーのものが多く、より深く複雑なうまみがあります。
使い方:ロースト野菜、麺、好きなメイン料理に少したらすだけ。マリネやつけだれにもよく合います。
私のお気に入り:香ばしく熟成したたまり醤油が大好きです。だから、当時のUmami Everything – The OriginalとBold & Spicyには、伊藤商店のたまり醤油を使いました。百年ものの杉桶で3年熟成させた、まろやかで深いうまみ。小麦を使わず、天然醸造でつくられています。
2. 味噌:発酵が生む、うまみのかたまり
味噌は、日本の料理に古くから欠かせない食材のひとつ。大豆を発酵させてつくり、発酵由来の菌や深いうまみ、複雑な味わいを備えています。
使い方:汁物やドレッシングに混ぜたり、野菜に塗って焼いたり。ソースにひとさじ加えるだけでも、料理の印象が変わります。
私のお気に入り:じっくり熟成した味噌に目がありません。当時のUmami Everythingには、信州・筑北村の玉井味噌を使いました。国産大豆とコシヒカリでつくる、加熱殺菌していない生味噌。自然な風味が育ち、深みと繊細なバランス、ふるさとの味わいを添えてくれます。
3. 柚子こしょう:爽やかで、ピリッと
柚子、唐辛子、塩からつくる発酵ペースト。辛さ、爽やかさ、うまみが、ひとつにまとまっています。
使い方:汁物、炒め物、ドレッシングに少し加えて、爽やかな辛さを。
ひと工夫:ヴィーガンマヨネーズやタヒニにごく少量を混ぜれば、印象に残るディップになります。
4. ぽん酢:うまみと柑橘のいい関係
醤油に、明るく爽やかないとこがいるとしたら、ぽん酢。醤油、柚子、酢の組み合わせが、塩味、酸味、うまみのバランスをつくります。
使い方:焼き野菜、餃子、丼に。つけだれとしても頼りになります。
ひと工夫:大根おろしと合わせると、爽やかなつけだれに。
5. ごま油:香りを加える、黄金の一滴
焙煎ごま油は、香ばしく豊かな香りが魅力。少量でも、料理のおいしさがぐっと広がります。
使い方:麺、スープ、炒め物に少したらして、味に奥行きを。
実は、ごま油で料理していて、アパートを危うく火事にしかけた親しい友人がいます。本人がこれを読むかな。笑。
コツ:豊かな香りを残すため、ごま油は調理の最後に加えます。
6. 七味唐辛子:日本のスパイスブレンド
唐辛子、陳皮、ごまなどを組み合わせた「七つの香辛料」。ひと振りで、辛さ、柑橘の香り、味わいの奥行きを添えます。
使い方:麺、ご飯、ロースト野菜、ポップコーンにも。
私のお気に入り:七味業界を一人で支えているかもしれないほど好きです。冗談ですが、半分は本当。そのじわっと広がる辛さを表現したくて、当時のUmami Everything – Bold & Spicyには、一味唐辛子を主要な素材として使いました。
7. 米酢:バランスを整える隠し味
日本の米酢は、ほかの酢に比べて穏やかで、ほのかな甘みがあります。料理のバランスを整えるのにぴったりです。
使い方:酢飯、ドレッシング、野菜の酢漬けに、やさしい酸味を。
ひと工夫:たまり醤油と少量のごま油を合わせれば、手軽な万能ドレッシングに。
8. 梅干し:酸っぱくて、クセになる
日本の梅を漬けた梅干しは、強い酸味と塩気の奥に、深い味わいがあります。
使い方:おにぎりに少し、ドレッシングに混ぜて、スープの味つけにも。
私のお気に入り:おにぎりでも、パックからそのままでも、とにかく梅が大好き。大好きな味のひとつです。梅を使った特別なものも、考えているかもしれません。お楽しみに。
9. わさび:日本ならではの、ツンとした刺激
本物の日本のわさびは、海外でよく知られる緑色の西洋わさびペーストとは違い、みずみずしく鮮やかな香りと辛さを備えています。
使い方:つけだれやドレッシングに混ぜたり、サンドイッチに塗ったり。
私のお気に入り:当時のUmami Everything – Bold & Spicyでは、わさびも大切な素材でした。料理を圧倒せず、鼻に抜けるような刺激をほどよく添えてくれます。
10. Umami Everything:うまみを、大胆に
このリストからUmami Everythingを外すわけにはいきません。
使い方:麺、ロースト野菜、穀物のボウル、ピザにも。ひとさじで、うまみをもう一段。
ひと工夫:ぽん酢と合わせてつけだれに。お好きなマリネ液に混ぜるのもおすすめです。
Umami Everythingは、天然素材を使ってつくっています。

日本の調味料で、いつもの料理をもっとおいしく
日本料理のおいしさの秘密は、素材だけでなく、味の重ね方とバランスにあります。調味料は添え物ではなく、うまみ豊かな料理の土台です。
お店の料理がなぜあんなにおいしいのか。その答えは、うまみを備えた調味料かもしれません。ひとさじ、ひとたらし、ひと振り。それだけで、いつもの食事が特別になります。
次に料理するときは、この中のひとつ、あるいは全部を試してみてください。深く重なるうまみを手軽に楽しみたいなら、Umami Everythingがお手伝いします。味気ない食事で終わるには、人生は短すぎますから。😉
